2022年6月議会「安心して、長く働ける職場づくりを」

◆市民病院の人材定着について

Q 先日、看護師の離職状況を心配する相談を受けたが、定年退職以外で離職した看護師の数とその理由は。

A 離職数は平成29年度12名、30年度15名、令和元年度16名、2年度14名、3年度19名。退職理由は令和2年度が市外転居、現場業務への異動が6名で最多、次に育児4名。3年度は親や子の介護4名、育児3名、転職が3名である。

Q 人材を定着させる取り組みは。

A 5月から2交代制勤務と3交代制勤務の混合シフトに移行した。

◆原油価格高騰対策費について

Q 事業者支援として農林水産、運輸交通だけでなく、クリーニング業への支援を。

A 燃料価格の推移、経営状況を注意深く観察し、検討していきたい。

◆小松大学の就職状況について

Q 県内出身者と県内就職者の割合は。

A 県内出身者は57.9%。県内就職者は191名のうち103名で53・9%。

Q 大学設置の目的である「若者の県外流出を抑える」ことは出来たと考えるか。

A 県内出身者が例年5割から6割を占め、全国から学生が入学していることから、一定の効果はあったと考える。

Q 看護学科から地元の小松市民病院に就職した学生がゼロの理由は。

A 高度医療を習得できる金大附属病院に多数の学生が応募したこと、新型コロナで市民病院での実習が行えなかったことも理由のひとつ。

◆インボイス制度導入の影響は

Q 市シルバー人材センターにおける制度導入時の消費税納税額は。

A 令和3年度の実績で試算すると2千万円程度増加する。

Q 公益法人であるセンターは新たな税を負担する財源はない。この2千万円をどう確保するのか。

A この制度はセンターの運営に多大な影響を及ぼすことから国に適用除外を求める要望書が出されている。本市も最終的な結論を見極め、今後適切に対応していきたい。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL