2020年9月議会「新型コロナ対策、冬への備えを。」
◆成人用肺炎球菌ワクチンの拡大
Q 冬場での発熱患者を減らし、医療機関の負担軽減を図るため、5歳刻みで助成してきた肺炎球菌予防接種の対象を時限的に65歳以上全ての方に拡大してはどうか。
A 国の法律に基づく定期予防接種のため、国の要領に基づき行っていく。今年は新たに動画を作成したので、周知を行い、未接種の方への確実な接種に努めていく。高齢者インフルエンザワクチン接種についても勧奨していく。
◆公共施設の予約をオンラインで
Q 新型コロナ対策として、更には市民サービスの向上、業務の簡略化・効率化の観点からも導入を。
A 文化・スポーツ施設等41施設中、3施設はオンライン予約が可能。課題を整理し、感染防止の観点からオンライン予約の対象拡大に取り組む。
◆遊休農地の発生防止について
Q 農地付き空き家を購入する場合、下限面積を1アールに緩和してはどうか。
A 農地法では、農業経営の効率化のため、下限面積を設け、農地を大きくし、作業効率を高めており、基準を緩和することは考えていない。ただ、需要に応じて市民農園の拡充を検討していきたい。
◆地域の慰霊碑のあり方について
Q 戦後75年、建立に関わった方々の高齢化や減少に伴い、補修や清掃が困難となる慰霊碑の増加が懸念される。現在、市内の慰霊碑の数とその管理はどうなっているか。
A 現在、芦城公園の平和塔を含め慰霊塔は85基あり、町内会管理が74基、管理者が特定されていないものが10基ある。3年前には向本折墓地の1基が撤去された。
Q 慰霊碑の撤去や移設は国の補助制度が設けられているが、補修については制度が無い。市で助成することができないか。
A 節目の年でもあり、慰霊碑の現状や在り方、今後の展開等調査し、行政としてできる対応を皆さん方と議論をして考えていきたい。
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