2017年12月議会「認知症の予防に向けて」

2017年度12月議会

認知症の予防に向けて

◆認知症予防について

Q 本市における高齢者数、認知症高齢者数の現状と2025年時点での予測は。

A 本市の65歳以上の人口は、2017年10月1日現在で3万183人、2025年には3万455人、また認知症高齢者数は、今年3718人で2025年には4500人と推測される。

Q 2025年に対応する介護保険施設の現状と計画は。

A 現状、特別養護老人ホーム770床、老人保健施設363床、認知症高齢者グループホーム180床等がある。今後は、医療の病床再編の動向等を踏まえ必要な整備を行っていく予定である。

Q 本市の認知症早期発見に資する施策は。

A 気軽に認知症のチェックができる「かんたんチェックシート」を作成しており、ほっとけんステーション等に設置し、結果を相談できる体制をとっている。

Q 認知症の早期発見に向け、特定健診に認知症検診を加えてはどうか。

A 市が実施する検診としての有効性を踏まえ、導入を検討していきたい。

 

◆障がい者施策について

Q 本市の身体障害者手帳所持者の72.6%が65歳以上となっている。親亡き後の高齢化する障がい者への本市の対応は。

A 緊急な相談支援や訪問サービスの利用調整、成年後見制度の普及等、体制整備を目指していく。

 

◆宅配ボックス設置促進について

Q 再配達の削減、ドライバーの労働環境改善に向け、補助制度の新設を。

A 宅配事業者による各種サービスの利用が可能なので、補助制度の導入は考えていない。

 

◆子育て支援について

Q チャイルドシートの購入に助成し、子育て世代を支援してはどうか。

A 資源の有効活用と育児費用の軽減を図るため、譲りたい方と欲しい方のマッチングサイト等を紹介するなど、市民の情報交流をサポートし、子育て世代を応援していきたい。

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